(1) 水噴射ロケット |
(2) 二酸化炭素噴射ロケット |
(1) 水噴射ロケット
現在の「ペットボトル・ロケット」の原型がこれでしょう。20年以上も前に、JR山手線有楽町駅前の有楽町ビルヂングの2階にあった“光洋”(※)というお店で買いました。当時の光洋は、アメリカの科学玩具や理科教材も売っていて(Edmund社の代理店だった? ここには水噴射ロケットもあります)、凧やNASAの惑星探査機が撮影した写真のスライドなどもここで買いました。当時の光洋のカタログは見るだけで楽しかったです。当時のカタログは何冊も持っていたはずですが、いま、探しても見あたりません。うちは狭いのですが、ブラックホールがあるらしく、あるはずのものがいくら探しても見つからないことがよくあります。もっとも、ホワイトホールもあるらしく、突然に出てきたりすることもあります。
この水噴射ロケットは、「[続]おもちゃセミナー」(戸田盛和、日本評論社、昭和54年8月)の“第7回 水を噴出するロケット”の章に出ているものとほとんど同じです。戸田氏はノルウェーのおもちゃ屋さんで買ったそうですが、去年ノルウェーに行ったときは、おもちゃ屋さんまではチェックできませんでした。
2段式は秀逸で、当時住んでいた5階建ての団地を飛び越したことがあります。つまり、かなり広い場所でないと安全に遊べません。飛びすぎて、あとで探すのも大変です。1段式も結構飛びます。
※ 現在の光洋は、おもにオプトエレクトロニクス製品を扱う会社に特化しているようです。有楽町ビルヂングのショップはなくなりましたが、近くの日比谷パークビルの本社は残っていると思います。
左上:一段式ロケット 右上:ポンプ(下はロケットに水を入れるための漏斗)、下:二段式ロケット | 二段式ロケットをつないだところ | ポンプ(ランチャーを兼ねる)に装着した一段式ロケット |
2002年12月記
(2) 二酸化炭素噴射ロケット
理科の実験の定番の一つ、フィルムケースロケットの製品版です。オーストラリアのAustralian Geographic というお店でゲットしました。ただし、メーカーは香港に本拠地がある“4M”という会社です。価格は24.95$(オーストラリアドル)でした。
ロケットの全長約15cm、50feetの高さまで飛ぶと書いてあります。“燃料”はベーキングパウダーと酢とありました。もちろん、バブでも代用できるでしょう。
洗面所でバブを使って“燃焼実験”をやってみましたが、ロケットの気密性が悪そうです。少し調整してから実際に飛ばしてみたいと思います。
箱とロケットです。 | 下の灰色の部分にベーキングパウダーを入れ、上に酢入れて、ランチャーにセットしたあとよく揺すって二酸化炭素を発生させます。 |
2003年12月記